Last Update 2011/11/29

SheepShaverのページ

皆さん初めまして、管理人のTomoと申します。
当方、以前にもMacintoshエミュレータのページというコンテンツを
ジオシティーズのホームページにも掲載させていただきましたが、画像サイズが限界に来たため、
今回はエックスサーバー様のリソースを借りて、SheepSaver専用コンテンツページを立ち上げさせていただきました。
宜しければお付き合いくださいませ。



SheepShaverを知ったきっかけ
Macintoshエミュレータのページを既に読んでくれた方は知っているかもそれませんが、
私がSheepShaverを知ったのは2006年の秋くらいでした。
当方、Macintoshエミュレータ自体は2000年頃から使用していたのですが、
それらは全て68kエミュレータで、Windows版またはMac OS X版のPowerPCエミュレータはまだリリースされていませんでした。
しばらくの間は、PowerPCエミュレータが出ることをG3DTから吸い出したROMファイルも準備して期待しながら2年近く待ち続けましたが、結局何もなかったため、
2002年後半からはMacエミュレータから離れ、Mac関連ではしばらくPower Macintosh 7500/100実機での作業をしていました。
一方、Windows機ではブログやmixi等他の事に没頭しはじめたので、Macエミュレータを起動することすら気付けばなくなっていました。
それから4年ちょっとが過ぎたある日、ブラウザのブックマークのリンク切れなどを整頓していた時に、Macエミュ関連のブックマークを久々に覗いてみたら、
Windows版PowerPCエミュが出ていることに気が付きました。それがSheepShaverでした。
ちなみにその時覗いたブックマークは、Macエミュ関連で検索をかけたことのある方にはすっかりお馴染みであろう田中俊光さんのホームページでした。
早速ダウンロードして、GUI設定ツールからBasiliskIIで使用していたディスクイメージと2000年1月に吸い出しておいた



↑このROMファイルを設定してStartボタンを押したら無事漢字Talk 7.5.3が動きました。
逝ったPower Macintosh G3DTから吸い出しておいたROMファイルがやっと日の目を見た瞬間でもあったから感動したな~


SheepShaverを本格的に使いはじめる
2006年12月頃からいよいよ本格的に使うための準備を行いました。
まず、Mac OS 8.6のインストールが正しく行えるかテスト用のディスクイメージでテストを行う。
結果OKだったので、作業用に少し多めの容量をとったディスクイメージを用意し、それにMac OS 8.6をインストールしました。
その後、クラリスワークス 4.0v3やAdobe Photoshop 5.5など、7500実機でもお世話になっているアプリをインストールしてみました。
当時使用していたDELL Dimension XPS B667は遅かったので、フレキシブルとはいかないものの、少なくとも7500実機よりは速く動作しましたね。
その2年ちょっと後の2009年2月に新しいWindowsマシンである現在使用中のDELL inspiron 530sを購入。SheepShaverも現在のPCへお引っ越しです。
そして、HDDの容量に余裕ができたため、3GBのディスクイメージを用意し、それにMac OS 9.0.4をインストールしてみました。



なお、現在のDELL inspiron 530sではSheepShaver上のAdobe Photoshop 5.5はフレキシブルに動作していますね。



また、こんなアプリもインストールしてみました。

日本では発売されなかった幻のClarisWorks5



Performa 5430や一部のiMacなどに付属していたキッドピクススタジオ



手軽にホームページを作成できるAdobe PageMill 3.0



などですね。

あとこれは他のユーザーからも言われている問題点なんですが、SheepShaverはよく落ちることでも有名ですよね(苦笑)
さきほど紹介したクラリスワークスなど、文書作成などのアプリはあまり落ちることはありませんが、
QuickTimeを使用したアプリや、オーディオ関係、動画関係、MIDI関係のアプリは正しく動作しないか、よく落ちます(苦笑)
Opcode社のOMSの機能を利用したMIDIアプリに至っては全滅ですね(苦笑)
実は私はOpcode社のVisionというMIDIシーケンサの愛用者で、SheepShaverにそのデモ版くらいは入れて再生専用として使ってみようと思ったのです。
しかし、Vision Demoを実行した瞬間、ウィンドウがいきなり閉じました(笑)
Mac OS X版のSheepShaverなら同じMacだしうまくいかないかとそっちでもやってみましたが、
カーソルが虹色のグルグルのやつになりそのまま固まりました。
Opcode社のアプリに関してはSheepShaverでは利用できないと割り切ってあきらめます。
ちなみにこのOpcode Vision Demoですが、68kエミュレータのBasiliskIIでは実行自体はできていました。



ただ、再生ボタンを押してもシーケンスが走りませんけどね(笑)
これじゃあ、再生専用の「Vision File Player」としても全く機能しませんね。


とまあ、こんな感じです。
今後もSheepShaverはちょくちょく利用することになると思います。
ここまで読んでくれてありがとうございました。