Last Update 2010/01/15

Macエミュレータのページ

ここでは管理人Tomoが使用しているMacintoshのエミュレータをご紹介いたします。
管理人Tomoがいつか作ろうと何年も前から温めていたネタをやっと放出することができました。

*このページの画像はTomoのパソコンのデスクトップ画像をキャプチャーしたものでありますので、
 画像の著作権は全て管理人のTomoが保有します。画像への直リンクや無断転載はご遠慮ください。

Gemulator SoftMac 2000 Demo

Gemulators, Inc.からリリースされているWindows対応の68kシリーズMacintoshのエミュレータ(商用)のDemo版です。
管理人が動作確認を行っているホストOSはWindows95/98 SE/2000 SP4、Windows XP Professionalです。
エミュレータで対応しているOSは、1MBのROMファイルを使用した場合、Mac OS 8.1(日本語版を含む)までです。(管理人は1MBのROMでのみ動作確認しています。)
*PowerPC以上専用のOS(Mac OS 8.5/9.x等)は動作しません。

*これを動かすためには68kシリーズのMacの実機から吸い出したROMイメージファイルが必要です。
 なお、これを動かしている時は権利上実機を同時に使用できません。

管理人の使用環境、使用開始時期など

使用開始は確か1999年の年末くらいからだったと思う。最初はNECのPC98で使用していましたが、フロッピーがCドライブだったので、
ディスクイメージ作成ツールのHFV Explorerでフロッピーが使えなかった。
結局そのPC98も壊れたので、現在はDELL DimensionのCPU667MHzので、OSはWindows 2000 SP4で使用しています。
ROMファイルはもう使用不可能になったQuadra 950からあらかじめ吸い出しておいた1MBのものです。
一時、PowerMac対応版が出るとか言われてたけど、結局何もありませんでしたね。いやー、かなり期待してたけど。
あと、これはDemo版なので、メモリーを14MBまでしか割り当てられないという難点があります。

スクリーンショット

漢字Talk 7.5.5を起動中。

漢字Talk 7.5.5を実行中。

Mac OS 8.1日本語版を実行中。

Basilisk II

Lauri Pesonen氏によるWindows、BeOS、Unixのプラットフォーム対応の68kシリーズMacintoshのエミュレータです。
こちらはフリーウェアのため、特に制限事項はありません。メモリーも実機が許す限り割り当てられます。
SoftMacよりも速度はやや遅めですが、サウンド出力やインターネット接続も可能ですので、使い勝手は良いです。
管理人の環境では、SCSI対応のMOドライブも使えてます。
管理人が動作確認を行っているホストOSはWindows95/98 SE/2000 SP4、Windows XP Professionalです。
エミュレータで対応しているOSは、1MBのROMファイルを使用した場合、Mac OS 8.1(日本語版を含む)までです。(管理人は1MBのROMでのみ動作確認しています。)
*PowerPC以上専用のOS(Mac OS 8.5/9.x等)は動作しません。

*これを動かすためには68kシリーズのMacの実機から吸い出したROMイメージファイルが必要です。
 なお、これを動かしている時は権利上実機を同時に使用できません。

管理人の使用環境、使用開始時期など

SoftMacよりやや遅れること使用開始は2000年の4月くらいです。
使用環境はSoftMacと同じです。ROMファイルもSoftMacと同じQuadra 950から吸い出した1MBのものです。
Basilisk IIでは多くのメモリーを割り当てることができるため、OSだけでなくアプリのテストとかも結構やってみました。
Photoshop 3.0、Illustrator 5.0、Internet Explorer 4.0等いろいろ試してみました。

スクリーンショット

Mac OS 8.1日本語版でメモリーの使用状況を見ているところ。

SheepShaver

Mar"c" Helwig氏とChristian Bauer氏による現在ではさまざまなプラットフォーム対応のPower Macintosh (PowerPC機)のエミュレータです。
管理人が動作確認を行っているホストOSはWindow2000 SP4/Mac OS X v10.2.8(PPC)、Mac OS X v10.4.11(PPC)です。
Windows機やIntel Mac等のx86系のバージョンではCPUエミュレーションを行うため、動作はやや遅くなります。
PowerPC機で動作させた(Mac OS X版など)場合ではCPUエミュレーションを行わない(直接CPUに命令を渡せる)ため、かなり高速です。
エミュレータで対応しているOSは、System 7.5.2(漢字Talk7.5.2)からMac OS 9.0.4(日本語版を含む)までです。

*これを動かすためにはPowerPCシリーズのMacの実機から吸い出したROMイメージファイルが必要です。
 なお、これを動かしている時は権利上実機を同時に使用できません。

管理人の使用環境、使用開始時期など

ブログやSNS(mixi)、ファイル交換ソフト、自宅サーバー(Apache HTTP ServerやOpenNap Server)など他のことに夢中になってしばらくMacエミュレータで遊ぶのを止めていたので、
このエミュレータがリリースされていることに気付いたのが2006年の秋くらいでした。なので使用開始はそれより後ということになります。
妙にMacエミュレータで遊びたくなって、久々にMacエミュレータ関連のブックマークをのぞいてみたら、「PowerMacエミュ出てるじゃん!」というわけです。

ROMファイルは「いつかPowerMacのエミュレータが出る時が来る」と信じて2000年の1月にPower Macintosh G3 DT 233の実機から吸い出しておいた
4MBのもの(やっと日の目を見た)と、過去のメインマシンとして使用していたPower Machitosh 7500/100の実機から吸い出した4MBの2種類です。

*画像はPower Macintosh G3 DT 233から吸い出したROMのプロパティ。(2010年1月画像追加。)

私自身のブログ記事より。(記事自体はMacエミュとは関係ありませんが、思い出話としてMacエミュに触れています。)

やはりこちらでもたくさんアプリの動作確認を行ってみました。もちろんPPC専用アプリです。
Photoshop 5.5、Illustrator 8.0、Internet Explorer 4.5、他いろいろ。

スクリーンショット

Mac OS 8.6日本語版を起動中。

Windows版のエミュレータでシステムプロフィールを見たところ。
CPUエミュレーションを行っているせいか、マシンの速度が100MHzとなっている。ホストマシンは667MHz。

同じディスクイメージファイルを使用し、Mac OS X版(PPC)のエミュレータでシステムプロフィールを見たところ。
マシンの速度がホストマシン(PowerMac G4 QuickSilver 2002)と同じ933MHzと表示されている。

Power Macintosh 7500/100から吸い出したROMファイルで実行したときのHappy Mac。
白黒のアイコンです。

Power Macintosh G3 DT 233から吸い出したROMファイルで実行したときのHappy Mac。
こちらはカラーのアイコンです。
Happy Macのアイコンが違うだけで動作的には7500/100のROMとあまり差はないように感じました。